中国製品は危ない??


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ちょっと前ですが、付録につけたマニキュアから発がん性物質のホルムアルデビドが検出されたとのニュースがありました。

 

全数回収ということなので、もし自分の会社だったら速攻倒産という破滅的なレベルです…

 

こういう記事を見ると、やはり中国製品は怖いなー、危ないなーと思う方が多いと思います。

 

でも日本にある商品の多くは中国製ですし、テクノロジーの塊のIPHONEだって中国の深センにあるフォックスコンがずっと作ってきました。

 

でもやはり中国製の不良品の話はこの業界ではつきものです。

 

ではなぜそれが起こるのでしょうか?

 

原因は大きく2つあると思っています。

 

1つはこのニュースの原因でもある、日本のノベルティ業界は中国の原価高騰が価格に転化されていない、ということです。

 

御存知の通り、中国はある時を境に圧倒的な人口数と人民元安を武器に世界の工場として、世界中のモノづくりの拠点となりました。

 

しかし、時代は移り変わり中国も祐福になり人件費は上がり、人民元もアベノミクスによる円安政策により、2012年くらいは1元12円程度だったのが2015年には1元20円と約1.7倍になりました。

 

エコバッグで言うと1個90円で作れたものがいまは150円くらいかかってしまいます

 

そんな中、例えば中国で作っ商品を付録としてつけ続けている雑誌の値段はというと、ネットで見る限りほぼ変わっていません。

 

そんな付録に求める単価も変わっていません…

 

付いている付録のレベルも相変わらず高水準で変わっていません…

 

でも原価は1,7倍になっています…

 

これってどういうことなのでしょう?

 

弊社みたいな貿易商社が限界まで利益を下げているか(笑)、中国工場が利益を限界まで下げているか、しかありません。

 

確かに2012年くらいと比べれば弊社の利益率はかなり下がっています笑

 

ただそれでも弊社みたいな小さいな会社でインフラにお金があまりかかっておらず、また中国工場とも直接やり取りしているような会社でも、なかなか難しいくらいの価格で作られているものが多くあります。

 

そうすると一部の商品で考えられるのは中国工場が利益を限界まで下げている

 

ということになりますが、これは現実的には難しいはずです。

 

年々上がっていく工員の人件費は工場にとってもちろん負担になります。

 

また中国のように資源を自国で取れるようなところでは、為替によって影響を受けにくはずなので資源が安く入ってくるということもありません。

 

そもそも中国スタッフに言われたのは、

 

日本はずっと円高で得したでしょ(笑)

 

です。

 

そうなるとどうなるのか

 

それが今回のニュースの原因ではないかと考えています。

 

日本では使ってはいけないような物で安く仕上げるような商品を工場が考えだしてくる。

 

これだけ聞くと工場が悪く感じるかもしれませんが、工場だってこんなことをしたいわけではもちろんありません。

 

工場が、工場の工員が、生きていくために仕方なくこういう手段を取ってしまったのではないでしょうか

 

※昔、かなり無理な値段でエコバッグを作れる工場を探してくれと現地スタッフに頼んだ時にその値段でできると持ってきたものは、ものを入れた瞬間に破けるエコバッグでした…まさにこれに近い事が起きてたと思います。

 

適正なものを適正な価格で

 

それはアタリマエのことだと思います。

 

大胆な政策をとったにも関わらず、それが景気回復につながらず、結果価格転嫁も出来ないような状況では仕方ないことですが…

 

長々と書きましたが整理すると、

常識的な価格を下回る商品には何かしら理由がある。

 

それはもちろん不良品の可能性も高くなりますが、その不良品を生んでいるのはどこのせい?

 

ということです。

 

ただこんな状況でも弊社は安全に安く作れる貿易会社なのでなにか作る際はぜひお見積もりください☆

http://www.hansokuworld.com/

 

とは言え限界ももちろんありますのでその際はしっかりと無理とお伝えさせていただきます。

 

こんなニュースになったら誰も得しませんので…

 

不良品が発生するもう一つの理由はまた今度…